揺れる日2

生きる わたしたちの思い

生きる わたしたちの思い

書きたい衝動が止まらない今日。
バイト先の映画館の営業廃止が決まった。なんだかやりきれない。3年半通い続けた場所がもうなくなってしまうんだ。悲しすぎる。辞める日まで、心のこもった接客をせねば。
色んな人の言葉に突き動かされる。迷い道のさなかにいるとき、たいてい本屋に行って物色する。今の私に必要な言葉を探す。偉人の一言はもちろん含蓄があって素晴らしいけど、自分と同じように普通の日常を生きる人たちの言葉に、妙にぐっときたりする。私にとっての「生きる」ってどんなことだろう。
救われたいから文字を追いかける、音楽を聴く、隣にいる誰かに助言を求める。自分で自分を救うだけの気力は持っているのだと気づく。
私はどこまでも不器用な人間だなとつくづく思う。スマートに、クールに、なんて無理だ。拙い言葉を必死こいて紡ぎ出して、おどけてみせながら心の中では泣きそうになってる。だけどこんな自分は嫌いじゃない。どうせ変われないんだったら死ぬまで自分を乱し続けてやろうと思う。そしてそんな私を許してくれる人がいるってことは、きっとものすごく幸せなことだ